ナスって、味のない野菜だと思っていませんか?
でも、実は違うんです。
ナスは調理の仕方によって、すっごく旨味が出てくるんです。
それは丸ごと、じっくり加熱すること。
なんと、干しシイタケと同じ旨味成分のグアニル酸がナス自身からたっぷりと染み出てくるのです。
その秘訣がまるごと調理!
細かく切ってはいけません。切ると早く加熱されて、旨味成分に変化しにくくなります。
切らずにまるごと調理することで、火の通りがゆっくりになり、旨味成分であるグアニル酸がより多く出るのです。
ところで、ナスのトルコ料理に「お坊さんの気絶」という料理があることを知っていますか?
お坊さんが気絶するほどおいしいそうなんです。
丸ごとのナスに具材を入れて煮込んで作るトルコでは人気の調理なんです。
今回は、この「お坊さんの気絶」をサラダ風にアレンジしました。
ナスの皮にはナスニンという若返り成分が含まれています。
皮まで柔らかでとろーり。ナスの旨味が全開!
サラダ風で、冷たくて、とっても爽やかな味に仕上がっています。
さあ、作っていきましょう。
1.ナスをまるごとフライパンで蒸し煮にする。
塩、レモン汁、オリーブオイルで味付けて冷やす。
3.トマト、紫玉ねぎを細かく切って、ケチャップ、ガーリックパウダー、オリーブオイルを入れて混ぜ、ハーブソルトで味を調えて冷やす。
ナスをお腹を真ん中をナイフで切って広げて、3の具を入れて、モッツァレラチーズとイタリアンパセリを飾って出来上がり。